Intelチップセット+WindowsXPではNCQは無効。
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AHCIドライバを入れるとXPでもNCQ対応
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ついでにホットスワップも可能になる。ので追加SATAカードの必要が無くて嬉しい。という感じです。
nForceなどのマザーの方はXPでもNCQ有効らしいです。という訳でICH8RとかICH7Rなどのインテル系チップセットSATAポートの方用の記事です。
SATAポートIDE互換ドライバでは無く、AHCI (Advanced Host Controller Interface)対応ドライバを使います。
AHCIを使うとP965+ICH8RのオンボードSATAポートでもホットスワップが可能になります!WindowsVistaだと標準でAHCI対応でNCQもホットプラグもいきなり可能だそうです。
私が試したのはAsus P5B Deluxeです。玄人志向のSil3132をホットスワップ用に買いましたが、どうも必要無かったみたいです。

こんな感じでオンボードSATAポートでもホットスワップ可能です。電源オンのままHDDが付け替えられるという事です。SATAなのでUSBより転送速度がかなり高速です。
関連記事
SATAリムーバブルケースを使ってみました。内蔵用をeSATA外付け化して使用もOK。Intelチップセット AHCIモードに付いての事
・BIOS設定画面で「Configure SATA as」とかでAHCIが選択出来るマザーが必要。
・XPをクリーンインストールする場合は、RaidのようにフロッピーにAHCI追加ドライバを用意しないと不可能らしい。
・
既にSATAポートIDE互換モードでXPを入れてしまった人も、再インスト無しでAHCIドライバ導入可能。・WindowsVistaから標準対応。
・ICH8等のR無しのチップだと普通にはAHCI不可らしい。ICH8Rは可能。ICH8も公式では無い方法でAHCIを使う方法があるらしい。
・AHCIで
ホットプラグとNCQが有効になる。
・HDDをホットスワップする場合は、
HotSwap!が必要。USBメモリを外す手順とそっくりに出来るようになる。
・
NCQが有効になるとHDBENCHのランダムリードが25793→35225になりました。・TrueImage10 Build4942でAHCIモードでも復元可能なのを確認。
インテルからドライバダウンロード
IntelからAHCIドライバをダウンロード。一番上の「RAID/AHCI ソフトウェア - インテルR マトリクス・ストレージ・マネージャー」とかいうのです。フロッピー作成したい方は「フロッピー設定ユーティリティー - インテル マトリクス・ストレージ・マネージャー」で。
クリーンインストールの方はフロッピーを使って下さい。既存のXPにAHCIドライバを導入する方は次の手順を見て下さい。
---2008.12.22追記---最新版はここからダウンロードして下さい。---------------追記終わり---------------
既存のWindowsXPにAHCIを導入 JMB363等の別SATAポートがある方用手順
CドライブのハードディスクをJMB363に接続変更
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BIOS設定画面で、ICH8Rの「Configure SATA as」をAHCIに変更。
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XP起動。
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「RAID/AHCI ソフトウェア - インテルR マトリクス・ストレージ・マネージャー」をインストール。
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XP終了。
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CドライブのHDDをICH8Rの方に接続する。
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XP起動で導入完了。
C:\Program Files\Intel\Intel Matrix Storage Manager\Shell.exe
でNCQや転送モード確認が出来ます。
ネイティブ コマンド キュー サポートがNCQです。
現在のシリアルATA転送モードで生成2が3Gbps接続です。生成1が1.5Gbpsらしいです。
既存のWindowsXPにAHCIを導入 JMB363等の別SATAポートが無い方用手順
私は試していない手順です。
AHCIに切り替えずに、XP起動後AHCIドライバをインストール
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IntelのexeはAHCIが無いとインストールしてくれないのでマザーボード付属CDのやフロッピー作成ツールのドライバを使う。
P5B Deluxeの場合は、CDドライブ:\Drivers\Chipset\Intel\makedisk\DOS\F664\iastor.inf
をデバイスマネージャとかのSATAポートに強引にインストールで良いらしいです。それで無理ならコントロールパネルのハードウェアの追加からディスク使用とかで良いかもしれません。
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XP終了
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BIOSでACHIに変更
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XP起動
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「RAID/AHCI ソフトウェア - インテルR マトリクス・ストレージ・マネージャー」をインストール。
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完了
だと思います。
インテル系チップセットでXPを使っている方は是非。
ランダムアクセスが速くなったり、ホットスワップ可能になったりと便利なので、是非導入してみて下さい。
参考リンク:
懲りないねっと[はかせのBlog.jp]: AHCIモードをWindows XPで使用する---2007.06.01追記---AHCIモードでホットスワップする時の話です。SATA HDD電源オンして接続してもドライブが認識されない場合は、

こんな感じでタスクトレイのhotswap!を右クリック→「ハードウェア変更のスキャン」をすれば認識すると思います。玄人志向のSil3132だとこのような操作はする必要無かったと思います。
---------------追記終わり---------------